商品へのこだわり
ウヅラ品質とは
消費者の食に対するニーズとともに、「品質」の捉え方も大きく変わってきました。戦後の混とんの時代を切り抜け、高度成長期からバブル経済の崩壊まで経験し、今や日本は成熟期を迎えたと言われいます。そんな状況下、「安い」「おいしい」ことが商品の本質ではなく、素材や製造工程にまでこだわった真摯なものづくりを、「品質」と捉える消費者が増えてきました。ウヅラは、それらのニーズにお応えするべく、こだわりの素材とおいしさを追求した製品の開発と、安全を保証する製品管理技術で、みなさまに満足いただける最高品質のお酢をご提供いたします。
高い品質は厳選素材から
お酢の原料で重要なのは水と米。岡山県の西部を流れる三大河川の高梁川の支流、小田川の流域は昔から酒、醤油、みそ、酢と醸造メーカーの多いところ、上水にも使われる質の高い水です。
ウヅラのお酢はその伏流水を利用して製造しています。
米は100%国産のものを使用しています。さらに、純玄米黒酢には岡山県総社市の玄米、りんご酢には青森や長野で生産されたりんごから採った果汁を使用しています。その他、ドレッシングなどの製品にも、有機栽培された原材料ごまを使用し、質の高い製品づくりを目指しています。
お水
岡山県三大河川の高梁川の支流、
小田川の伏流水です。
主原料
お米は100%国産米を厳選使用
有機栽培
胡麻(OMIC認定ごま)
玄米(岡山県農業開発研究所認定米)
ウヅラだけの凍結濃縮 ~旨みが顕著な五倍酢~
五倍酢とは、一般的な食酢を5倍濃縮したお酢です。酸味を加減しやすく、様々なお料理に使えます。一般的に液体の濃縮には通常「蒸留濃縮」という方法が採用されています。これは技術的にシンプルで効率的に濃縮することが出来ます。シンプルで扱いやすい一方、蒸留時に発生する熱によって、旨み成分や風味が損なわれる可能性もあります。ウヅラ五倍酢は、素材の旨みを逃さない「凍結濃縮」という製法を独自に開発しました。その結果、濃縮による品質変化の少ない、旨さが凝縮された上質のお酢に仕上がりました。凍結濃縮製法で作られた五倍酢は、40年以上もJA全農ブランドで販売され、確かな旨さと品質の高さで、日本の食卓を彩ってきました。
ウヅラのお酢ができるまで
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1開発管理室
製品の品質管理および新製品の開発。 -
2低温倉庫
国産米を低温温度管理のもとで保管。 -
3酒造り工程
甘酒に酵母を加え、発酵させ、酒もろみを造ります。 -
4酢酸発酵(キャビテーター)
酒を酢酸菌によって発酵させ、原酢を造ります。 -
5熟成工程
発酵してできた原酢を約2ヶ月間、貯蔵熟成させ味をまろやかにします。 -
6調整
らっきょう酢、味つけ酢、すし酢、漬けもの酢等の調味をします。 -
7ボトリング
製品を自動で容器に詰めます。 -
8製品検査
「異物混入」「容量不足」などの最終検査をします。 - 9ラベリング
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10箱詰
ロボットが自動で箱詰めします。 - 11自動重量チェック
ISO22000とは
ISO22000を取得前からトレーサビリティに着目
ウヅラのお酢は、ISO22000の認証工場で製造されています。ISO22000とは、安全な食品を製造するために考えられた、製品工程を管理する仕組みのことです。国際的な品質基準でISO22000の認証の取得が、品質の高さを象徴するひとつの基準と捉えられています。しかし、認証取得以前から製造管理に重きを置いて、製造日時を起点にその製品に使用された原材料まで遡ることが出来るように、関連記録や製造日時ごとに製品の保管を徹底して行ってまいりました。もちろん完璧な商品を目指して取り組んでいますが、残念ながら過去に製品に問題が発見されたケースはあります。大切なのは、なぜその問題は起こったのか検証し、二度と起こらないように対策を講じ、これをノウハウとして蓄積できる体制を維持することだと考えています。
大興産業株式会社は、2010年7月26日に食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000」の認証を取得しました。審査登録機関は(財)日本規格協会です。消費者の安全・安心に対する要望に応える為、社員の衛生意識の向上を目的に社をあげて取組んでまいりました。これからも末永くご愛顧いただけますよう継続的に改善し、食品安全の向上を目指します。何卒ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
登録範囲
- 醸造酢(穀物酢・果実酢)の製造
- 醸造酢を原料とした加工酢、ドレッシング、ドレッシングタイプ調味料の開発及び製造
- 醸造酢を原料とした清涼飲料水(果実飲料)の開発及び製造