使用商品
水は、冷水よりも人肌程度のややぬるめの水を使用するとふっくらなりやすいと言われている。
水と油は本来は混ざらないので、メレンゲを加える前に乳化作用のある卵黄としっかりと混ぜておく。
気温が高いときには、卵白がへたれやすく、泡立ちにくいので、氷水でボウルの底を冷やすとよい。(卵黄生地を作っている間に冷蔵庫で冷やしておくぐらいでもよい)
砂糖を加えると、気泡が小さくキメが細かくなる分、泡立ちが悪くなるので、ある程度卵白を泡立ててから、砂糖を加える。
塩をひとつまみ加えると、気泡が安定するため、メレンゲが作りやすい。
ツヤのある、角がたつメレンゲがシフォンケーキの食感の1番のポイントとなる。
ビンなどに中央の穴を差し込み、逆さまにして余熱をとる。
粗熱がとれたらラップを巻き、乾燥を防ぎながら一晩おくとしっとりする。冷蔵庫に入れる場合は、さらにポリ袋で密閉するなどし、乾燥を防ぐ。(逆さまのまま)
卵3個分のレシピの場合は直径17㎝の型で焼く。そのほかのお菓子と異なり、型に油を塗らずに使用する。
「大さじ○強」と表示している場合は、すりきりより多めに計量を。水を少し多めにするとしっとりと仕上がる。(多少の分量の誤差では失敗しない)
シフォンケーキを型から取り出すときは、専用のナイフを使うと型に傷をつけず取り出せる。写真はプラスチック製の専用ナイフ。
包丁などでシフォンケーキを取り出そうとすると、型に傷がつくので、専用ナイフがないときには、「手はずし」がおすすめ。